発達障害改善プログラムの朗読で「教科書を読めるようになって嬉しい!」

手をつなごう 発達障害

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こんにちは!

重度の痛み&発達障害の改善を援ける
LP式ストレス解放コーチの井上です(^_^)

 

「発達障害改善プログラム」のキャンペーン情報を
ご覧になりましたか?

このプログラムのキャンペーンは、私がオフィスを
開設して以来、初めて行うもので、
それまではアセスメントの中で行っていたものです。

 

だから、本コースと同じ体験を出来るのです😊

 

もし、発達障害の改善・支援をお望みのお知り合いが
いらしたら、貴重なキャンペーンの情報を
シェアして援けてあげてくださいね(^_^)/

 

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ではいよいよ、B君がリスニング療法を終えるまでに
どんな成長を遂げたかというお話です。
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前回は、
カウンセリングと臨床動作法とLiFTプログラムを
組み合わせたリスニング療法前期のやり方を
説明しながら

B君とお母さんとカウンセラー(私)が、
このプログラムにどう取り組んだのかをお話しました。

 

そしてB君が、プログラムを楽しみながら
自信を取り戻し、成長していく様も見てきました。

 

後期のプログラムは、前期が終わった後、
一日何時間やるかによって異なります。

 

一日1時間のコースは、1週間から10日後に
一日2時間のコースは一か月後に後期が始まります。

 

この期間は表現力を高めるための
表出訓練(発声訓練)が入るので、
ご両親のご希望で週6日通う來所コースとなりました。

 

後期始まりのカウンセリング(面接4回目)では、
お母さんから「最近、よく友達と手を繋ぎたがります。」
とのご報告がありました。

 

手をつなごう

B君のコミュニケーション願望が向上したのだ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
と思われました。

 

 

一方、B君に夏休みの間の様子を聞きますと、
昆虫が大好きで、「みみずも触ると冷たくて気持ち
良い。」とはきはき答えてくれました。

 

感覚刺激による虫たちとのコミュニケーション願望も
向上していたようです \(^_^)/\(^_^)/

 

先入観の無い生き物への生の感覚に、私の方がB君
に自然への向き合い方を教えられた気がしました。

 

それから、リーディング(音読)の録音をすると、初回の
録音時に較べて大分聴き取り易くはなっていました。

でも、未だ言い間違えや不明確な発音で、赤ちゃん
言葉の様な発音が22音ほどありました
(例:「しょ」と言うべきを「ちょ」と言う等)

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
この発音の不明確さを出来るだけ少なくすることも
B君がこのプログラムを受けた目的の一つでした。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

そして、LiFTのサウンドプログラムが後期に入ると、
B君は毎日「おじちゃん、遊ぼう(^O^)」と元気な声で
私の夫に呼びかけながらやってきました。

 

♪リッスン+(プラス)♪のオフィスは、
楽しく遊ぶところだと思っていたようです。

 

何故、B君がそう感じたのかと言うと、
サウンドプログラムではLiFTキットと繋がった
ヘッドフォンから流れるモーツアルトの音楽や
チャントを聴きながら、

動いても良いし、本を読んでも良いし、お話しても
良いし、絵を描いても良い、等と好きなことをして
遊んでも良い時間が多いからです。

 

モーツアルト音楽の周波数を変化させるLiFTキット

特に前期では全プログラムが音楽を聴きながら
好きなことをします。

 

でも、後期の5時間目のセッションから表出訓練
としての発声訓練に入ります。

 

30分間、姿勢を正しくして歌を歌ったり絵本の音読
などをするのです。

 

後期の後半になると30分間 音楽を聴きながら
遊んだり動作法をしたりした後、30分間は発声訓練
という時間割を2回繰り返します。

 

それでも、塾のようにずっと訓練ではなく、遊ぶ
時間があるので、B君はこの遊びを楽しみにやって
きたようです。

 

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そうするうちに、後期の15時間目(10時間の
表出訓練を終えた頃)から、それまで全体に
ぼんやりとした聞き分け難い発音だったのが、

明確に発音出来る(言える)言葉と正確には発音
出来ていない(言えない)言葉とにはっきり分かれ
てきました。
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そして19時間目、
お母さんの傍で横向きに寝転び「ぼく、赤ちゃんだよ。」
と手足を丸めて胎児の格好をしました。

 

お母さんが「大きい赤ちゃんだね。」と笑いながら
言うと、 足を伸ばして「ぼく、大きな赤ちゃん。」
と笑って満足そうでした。

 

お母さんの対応がおおらかで良いですね。

 

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その頃、LiFTキットを通すモーツアルトの音楽は、
フィルターが低周波数を8MHz抜いた状態に
してあり、前期に自宅で同じ様なエピソードが
あった時と同様、胎児の時代に母体の中で聞く
母親の声と同じ周波数にしてありました。
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だから、脳とからだがそれに反応して胎児帰りが
起きたのでしょう。

 

そして23時間目、
私の夫が「大分はっきり言えるようになったなー。
最初は何を言ってるのか分からないことが多かった
けど、この頃は良く分かる。」
と感想を述べる程になりました。

 

25時間目になると、
リーディング(音読)の時間に「わたし」とはっきり
読めて、みんなで「はっきり言えたね!」と喜び
あいました。

 

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音読は、正しい姿勢で、好きな絵本や漫画、教科書
等をゆっくりとカウンセラーが読んだ後をつけて
読んで貰います。
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B君は、どんどん正しい発音で読めるようになって
行くのがとても嬉しかったようで、楽しんでやって
くれました。

 

そしてプログラム終了前になると、訂正されるのを
嫌がり、自分一人でやりたがる様になりました。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・
自分の音読に自信が出てきたことと、
自我が発達してきたことを示しています。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 

「僕、ちゃんと読んでるじゃない。だから一人でやる!」
と言いたかったのだと思います。

 

でも、未だ聞こえていない部分や発音そのものを
間違って覚えていたりする部分があったので
「折角きれいに言える様になってきたから、
もう少し一緒に頑張ろうね。」と納得して貰いました。

 

となりのトトロの「さんぽ」の歌が大好きで、最初は
はっきりしなかった発音もはっきりしてきて、

音読の歌の時間になると「楽しいね~!楽しいね~!」
と言いながら大きな声で歌っていました。

 

彼の十八番の歌になったようです。

 

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一方、臨床動作法は、2時間のセッション中
20~30分の割合で、色々な部位を随時行いました。
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背中や肩部分を強く押して貰いたがり、言う通りに
すると「気持ち良い~。」と喜んで、時にはそのまま
眠ってしまう程でした。

 

小さいながら緊張度が高いので、普段の生活の中で
肩や背中が凝っていたのです。
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ただ、最後に行う立位(立った姿)での動作法は
難しかったらしく、とても嫌がりました。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
これは、弛めることもさることながら、適度な緊張で
バランスを保って、他からの力でぶれない自分軸を
作るようにする大切な動作なのですが、

聴覚力(特に三半規管)が弱いとバランス力も弱い
ので、難しかったのでしょう。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

そこで、私が「なんで嫌なの?」と聞くと
「先生の言う通りにするのが嫌なんだよ(`ヘ´)!」
との答えでした。

 

「出来ない」とか「難しい」とかは言いたく
なかったので、こんな表現になったのでしょうが、
難しい事をやらせるカウンセラーへの彼の気持ちも
的確に伝えています。

 

お母さんは「凄いことを言うね!」と驚いて
いらっしゃいましたが、私はむしろ自分の気持ちを
しっかり自己主張できたことを大きな成長と見て
喜びました。

 

そして、「分かった、じゃ、この後はB君の好きな
動作法をするからね。何をして欲しい?」と言って
彼が気持ちよくなる動作法をしたものでした。

 

そうするうちに後期が終わり、後期終了後の
カウンセリング(面接5回目)がやってきました。

 

その頃は、発音出来ない音が10音に減り、
その10音も、うち4音は程度が軽くなっていました。

 

「良く頑張ったね。本をとっても上手に読めるように
なったね。」 と誉めると嬉しそうに頷き、

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「ぼくね、本当は学校でぼく一人だけ教科書を
読めなかったの。でも、読めるようになって嬉しいよ。」
とその心情を告白をしてくれました。
☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆

 

なんと素直な喜びの表現でしょうo(^-^)o

 

そして、お母さんと話す前に「さー、お母さんと
お話をする間、何分そこにじっと座って聞い
ていられるか、 時間を計ってみようね。」
と言うと背筋をしゃんと伸ばして行儀良く座り
直しました。

 

そうやって18分続いたところで「まだ?」と訊く
ので、 「おー、18分も続いた。凄い!」
と誉めると本当に嬉しそうににっこりしました。

 

お母さんとのカウンセリングの中では、

未だ完全ではないけれど、かなりはっきりとした
発音で言えるようになったこと、
イライラが少なくなり全体に穏やかになったこと、
集中力が増したと感じていること
姿勢も良くなったこと、

などが話に出ました。

「かなり成長した。」と、お母さんは感じて
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いらっしゃる様でした。

 

私自身もB君の大きな成長ぶりには驚いていて、
プログラムの結果に自信を持たせて貰ったと感じました。

 

それもこれも、ご両親のご協力とB君の頑張りと、
元々持っていたB君の資質と能力の高さ故だと思います。

 

だから、
☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆
リスニング療法は聴覚から脳への回路を再配線する
ことで、本人の本来持っている資質や能力を発揮
させる療育プログラムだ!
☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆
と言えるのだと思います。

 

B君の事例は十数年前の出来事ですが、
2016年に世に出た

「“脳はいかに治癒をもたらすか”神経性可塑性研究の最前線」
の第八章 音の橋-音楽と脳の特別な結びつき-」
(ノーマン・ドイジ博士著)で紹介された

LiFTプログラムの効果の証明でもあると言えるでしょう。
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だから、発達障害児は本来素晴らしい資質と能力を
隠し持っている人が多くて、それを脳の倉庫から
引き出せさえすれば素晴らしい力を発揮するのだ、
というのが私の考えです。

 

そして、それを引き出す支援をすることで、発達障害
の改善を望む方々に、幸せな生活と未来への希望を
持って頂けるようにすることが、LP式ストレス解放
コーチとしての仕事だと思っています。

 

さて、リスニング療法の効果を実感されたB君のご
家族は、更なるB君の成長を望まれ、6ヵ月後の
ブーストプログラムを受けられました。

 

このブーストのお話も、続けると長くなるので、
今日は、B君が60時間のサウンドプログラムを含む
一回目のリスニング療法を終えた処で終わらせて
頂きますね。

 

その後のお話は、又次回に(^_^)/

そして、
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