===プレゼン後気分転換の旅(2日目)上田===

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動作学会大会で発表後の気分転換の旅の

二日目は、午前中に善光寺詣りで午後は

再び上田へ。
善光寺の仁王様zenkouji-niousama

仁王門阿形像です。

 

凄い迫力ですよね。

心の奥底まで見透かされそうです。

 

沢山のわらじが掛けてありました。

 

「遠路ここまでやって参りました。」という印でしょうか。

善光寺本堂前

善光寺本堂前

本堂はさすがに大きいですね。

 

中に入ると、お札やお守り売り場があって、

奥に入るのも人がいっぱいで、

時間が掛かりそうでしたので、

手だけを合わせて外に出ました。

 

牛に引かれて善光寺参り、ならぬ、

娘に引かれての簡単なお詣りでした。

 

娘の目的は元々真田でしたので、

上田城の方へ急ぎ、

上田の神社では長い時間を取りました。

 

上田城では、昌幸が知略を尽くした跡

がしのばれて面白かったです。

 

やぐらや石垣とそれを上った後に訪れる

恐怖の落とし穴が印象的でした。

 

「櫓(やぐら)に辿り着こうと、

西櫓

西櫓

石垣を登って行くと、

櫓横の石垣

櫓横の石垣

上田城前の落とし穴

上田城前の落とし穴

 

そこには落とし穴が待っていて、

引き返そうにも、後から後から来る

味方に押されて落とされ、

這い上がれないまま、集中砲火を浴びる。」

という設計になっていました。

 

真田石

真田石の前に立っています。

 

 

そして、真田石!

 

こんな大きな石をどうやって運び、

どうやって石垣に埋め込んだのか、

昌幸の威信と意地を掛けた思いが

伝わってきました。

 

この石は、信之が松代城に城替えをするとき

父親の記念に持って行こうとしたらしいのですが、

どんなに力を尽くしても、びくともしなかったそうです。

まるで「この城はワシの城じゃ!」という怨念が

聞こえてきそうでした。

 

彼の晩年は、壮絶なストレスに満ちていて、

それを弛めることなど思いもしなかったでしょうから

「徳川め!」という怨念が、彼をどれ程苦しめたか

想像に絶します。

 

昌幸や幸村には温泉に行くこともできなかった

でしょうし、動作法もありませんしね(笑)

 

でも、彼らのメンタルの強さは、半端じゃありません。

 

それは、強くなければ生きられなかった時代の

哀しさでもあるなー、と思う事でした。

 

上田城を出た後、現世の幸せを叶えてくれる

と言う北向観音へ向かいましたが、

残念、もう閉じていました。

 

北向観音への階段

北向観音への階段

午後4時半まで開いている、というウェブサイトの

情報を信用して行ったのですが、

4時半前に閉じてしまった様でした。

 

でも、境内からの眺めはとても美しく、

愛染かつらの木もあって、なかなか面白かったです。

愛染かつらの木

愛染かつらの木

 

 

お賽銭をあげて、御堂の外から見える仏様に

向かって手を合わせ、この世での幸せを願いました。

 

その夜は、軽井沢に泊まって温泉で

学会での精神的疲れと上田での歩き廻った

脚の疲れを癒しました。

 

温泉って、本当に疲れを癒してくれますよね。

 

あー、昌幸や幸村にもせめて温泉を楽しむ幸せを

分けてあげたい、「なむ・・・」

(つづく)

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