発達障害のADHDと構音障害を改善・支援した療育法とは?

中耳炎をすると… 発達障害

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発達障害の中のADHDと構音障害などの
傾向を改善・支援した療育とは?
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重度の痛み&発達障害の改善を援ける
LP式ストレス解放コーチの井上です(^_^)

 

今回は、前のA君とは異なる発達障害の傾向を持った
B君のお話しをしますね。

 

B君は、前々回にお話したA君より1~2年上
の元気な小学校低学年生でした。

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一口に発達障害といっても、色々なタイプが
あり、個人個人でその特徴も異なります。
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A君は、病院でLD(学習障害)とADD(注意欠陥障害)
があるという診断を受けていましたが、
B君は診断は受けていませんでした。

それでもB君のお母さんは、彼の幼児期からの
行動から、何らかの発達障害があるのではないか
と気にしていらしたようです。

そして、彼が小学低学年になった頃、ある地域
新聞の記事で発達障害を改善・支援するリスニング療法
のことを親御さんが読まれて、私のオフィスへご来所されました。

さて、リスニング療法では、カウンセラーが
クライアントさんの現状を把握するために、

初回面接前に聴覚力チェックの為の書類を出し
て頂く、ということをA君のお話しの時に書き
ました。

そして、それと合わせて

それ迄のクライアントさんの聴覚や生活に関連
した個人史と現状をどう観ていらっしゃるか

という評価基準表という書類も同時に出して頂きます。

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それら3種類の書類と面接時のクライアント
さんの様子を観て、総合的にその時の状態を
アセスメントするのです。
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個人史では、色々な質問をして、それが
クライアントさんの現状にどう影響しているのか
を観るための参考にさせて頂いています。

B君の個人史によると

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B君は海外で生まれましたが、妊娠初期から
中期の頃毎日8時間もの停電があって、大変な
思いをなさった様です。

出産は鉗子分娩で、吸引の後が半月位あざで
残ったそうです。

1~2歳時に中耳炎を経験しています。

 

中耳炎をすると…

 

オムツが外れるのが遅く、 言葉の出始めも
3歳直前でした。

幼稚園時代も、滑舌が悪い為上手く話せませんでした。
△▲△▲△▲——————————

これらが、当時のB君にどう影響しているのか
を知るための科学的根拠はありません。

ただ、カナダのリスニング・センターでの
数千を超える様々な事例から、ある程度の仮説
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を立てての質問に答えて頂いています。

さて、B君のご両親(特にお母さん)は、

そんな彼の言葉の遅れ、 動き回る行動、名前
を呼んでも返事をしなかったり家族への関心が
薄かったりする態度などから、

何らかの発達障害を疑われていたようです。

そして、成長と共にそれらはある程度改善され
ていき、近所の友達とは楽しく遊べるように
なったのですが、言葉の遅れは残ったので、

日本に帰国した後「言葉の教室」で訓練も受け
ていました。

それでも、アセスメント面接時にB君の問題
としてお母さんから語られたのが

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・ 言葉の遅れ(言葉の発音がはっきりせず、
  語彙も少ない)

・ 動き回る行動(落ち着きが無く、よく転ぶ)

・ 名前を呼んでも返事をしない

・ 家族への関心が薄い

・ 人と目を合わせずに返事や挨拶をする事がある

・ 注意力が少なく、よく忘れ物をする。

・ 他人の話を最後まで聞かずに話し始めることがある。

・ 部屋の中で考え事をしているかの様に、
  1~1.5m位の半径でぐるぐる回っている
  こと事がある。
—————————————–

ということでした。

そういう親御さんからのことばとアセスメント
面接でのB君の様子を通して、私は彼の状況を
以下のように仮説をたてました。

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* 軽いADHDの傾向  

* 音韻・構音障害の傾向:

  この問題があると、脳の中「音韻処理」が
  上手くいかず、文字をスムーズに音読出来
  なかったり、活舌が悪くなったり、発音が
  悪くなったりする傾向です

* 左右混合の効き体側

  ここに問題があると、自分の立ち位置が
  分かり難くなります

* 中耳関連に関係する問題

  この問題がある人は1歳半から4歳までの
  言語習得時期に耳の伝染病の経歴がある
  ことが多いです

  中耳関連が弱いと聴覚 のプロセスや言葉の
  問題、音痴の傾向が出易いです。また注意
  集中の持続時間が短くなり、イライラ感も
  出易くなります

B君も、1~2歳時に中耳炎を経験していますよね。
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このアセスメントの仮説を元に、
お母さんが望まれた最初の改善支援目標の優先順位
(括弧の中)を以下の様に変えて頂きました。

1.(← 2)注意・集中力、課題をやり遂げる力の向上  

2.(← 1)言葉をはっきり話せるようになる事 

3. 学習能力(読書力、読字力、書く力など)の向上

何故なら、B君はアセスメント面接(面接1回
目)で、お母さんと私が話している間、じっと
ソファに座っていられず面接室の中で動き回って
いたからです。

 

それは、B君にADHDのH(hyperactivity)が表す
多動性の特徴 があることを教えてくれていました。

そこで先ずは、リスニング療法に取り組めるようにする
支援が必用だと思いました。

その為の、注意・集中力と課題をやり遂げる力
の向上を目指したかったのです。

どうやって?

それには臨床動作法の使用が適切だと思いました。

何故なら、臨床動作法は、からだのある部位に
注意(気持ち)を集中しなければ成り立たない
療法だからです。

そして、まさにからだとこころを同時に動かす
ことで、課題を達成し続けていくので、

注意・集中力と課題をやり遂げる力を付ける
ことが出来るのです。

 

また、B君自身と私が話す時、一字一句や
各単語の発音がはっきりしなかったり、

幼児語のように詰まったりして聴き取り難い
部分がかなり有りました。

文章の構成も長い文になるとはっきりしない
ので、私が何回か聞き返す場面が出てきて、
B君がイライラすることがありました。

この問題の改善には、LiFTプログラムがかなり
の力を発揮してくれるという自信がありました。

何故なら、聴覚刺激のLiFTプログラムでは
目と聴覚と脳の繋がる回路を再構築することによって、

発音力や読字能力、そして聴き取って理解する
能力を向上できると思われているからです。

そして、1.と2.の目標が達成されたら、
自ずと3.の学習能力(読書力、読字力、書く
力など)の向上は達成されると思いましたo(^-^)o

そんなことを、お母さんとお話しする間、
じっとしていられないB君の為に、

別のスタッフ(当時は私の仕事を手伝ってくれていた私の夫)
とボールで遊んで貰いました。

そのボール遊びがとても気に入って、帰る時間
になっても名残惜しそうに「又明日もここに来
ていい?」と お母さんに聞く程でした。

B君のコミュニケーション願望や活動能力には
問題がないようでした。

ここまでは、B君の初回面接までの当時の状況
とその後どうやって彼の問題を解決して行くのか、
という課題を説明しました。

長くなりますので、続きはまた次回に書きますね(^o^♪

P.S.1:A君もですが、B君の事例をメルマガや
HPにアップすることは、親御さんに許可を得て
いることをお知らせしておきますね。

そして、公表を許可して下さっている方々は、
発達障害の方々への理解を深めたり、

同じような問題を抱えている方々の光明となる
ように、というお気持ちから許可して下さっています。

そのお気持ちに、心から感謝致します。

P.S.2:「発達障害改善プログラム」体験
セッションキャンペーンのお知らせ!!

A君やB君のように、お知り合いの方やご家族
で発達障害の傾向を改善したいとお思いの方々
に朗報です\(^_^)/

近々、「発達障害改善プログラム」をよりお得に
体験して頂くためのキャンペーンを予定しています。

詳しくは、またお知らせします。

お知り合いの方やご家族で発達障害の傾向を
改善したいとお思いの方々がいらしたら、
情報をシェアしてあげてくださいね(^O^)

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