「脳は変化する」 -脳と 身体が 本来持つ 治癒力 の話

「脳はいかに治癒をもたらすか」 ‐神経性可塑 性研究の最前線‐ LiFTプログラム

LP式ストレス解放コーチの井上です。
 
 
今、来月28日から3日間開催される「日本
 
臨床動作学会大会」でケース発表をする
 
ためのパワーポイント作りに時間を取られ
 
ています。
 
 
集中し始めると他の事を忘れてのめり込
 
んでしまう、という私の悪いADD傾向の
 
癖が出ています。
 
 
そんな中でも、クライアントさんの為のセッ
 
ション準備とお問い合わせへの返信だけ
 
は念を入れてしなければなりません。
 
 
そして、そのお問い合わせが思いがけな
 
いことが原因で増えています。
 
 
「神経可塑性研究」という分野に私の行
 
っているリスニング療法が関係している
 
という情報がある本に載ったことが原因
 
です。
 
 
☆ 「脳は変化する」という情報
 
 
カナダの精神科医・精神分析医のノーマン
 
・ドイジ博士をご存知ですか?
 
 
博士は“National Magazine Gold Award”
 
を4回も受賞され、前著「脳は奇跡を起こす」
 
は、19か国語に翻訳出版されているそうです。
 
 
博士の著書「脳は奇跡を起こす」(2008年,
 
講談社インターナショナル)の原作は、ミリ
 
オンセラーとなったそうです。
 
 
恥ずかしながら、私はその本の存在も知
 
りませんでした。
 
 
今は中古でしか手に入らないようです。
 
 
しかも異常に高い( 12,527円~)!
 
 
そのノーマン・ドイジ博士の次作

「脳はいかに治癒をもたらすか   『神経性可塑性研究の最前線』」

(高橋洋 訳)が今年
 
の7月末に日本で出版されました。

 
 
「脳はいかに治癒をもたらすか」 ‐神経性可塑 性研究の最前線‐

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
実は、そのことも私は知りませんでした。
 
 
ところが先月、その本を読んで私のサイトの
 
「リスニング療法」の情報に辿り着いたと言う
 
方々からの問い合わせが2件ほどあったのです。
 
 
そこで、早速私もその本を買ってみました。
 
 
確かに、興味ある言葉が帯やカバーに並
 
んでいます。
 
 
帯に
 
「光、音、
 
電気、運動、
 
そして
 
心の作用が、
 
脳の配線を
 
つなぎ変える!

 
 
米国で人気の精神科医が、難病を
克服した数々の患者や、医師、関
係者らを徹底取材。
 
回復するまでの驚きのエピソード
とともに神経可塑性研究の最前
線が克明に綴られ、ニューヨークタイ
ムズ・ベストセラーに輝いた、科学・
医療読み物の注目作。
 
医療と
 
脳科学の
 
ブレイクスルー

 
これから始まるのは奇跡でも
代替医療法の紹介でもない
 
脳と
 
身体

 
本来持つ

 
治癒力

の話だ

 

脳卒中、自閉症、ADHD,
パーキンソン病、慢性疼痛、
多発性硬化症、視覚障害――

 
これまで治療不可能と考えられていた
神経に由来する機能障害の多くは、
<神経可塑性>を活かした治療で
劇的に改善する可能性がある。
 
ラマチャンドラン、
ヴァン・デア・コークら
絶賛の全米ベストセラー!」
とあります。
 
 
そして表紙カバーの折込部分に
 

「脳は変化する。回復をあきらめてはいけない。」

とあります。
 
 
☆ LiFTプログラムとの関連性
 
 
そして、驚きました!
 
 
アルフレッド・A・トマティス博士の聴
 

覚刺激訓練の研究とポール・マドール氏

 

がそれを発展させたLiFTプログラムで起

 

こした奇跡のようだけど奇跡ではない

 

数々の出来事が

 

<第8章 音の橋
 
音楽と脳の特別な結びつき>

 
の中で、詳しく紹介されているのです。
 
 
そして同じプログラムを日本でやってい
 
る処はないかと、ネットで探された方々
 
が、私のサイトに辿り着かれているのです。
 
 
今週もまた、同じような方からの問い合
 
わせがありました。
 
 
何しろ、日本では私しかLiFTプログラム
 
をやっていないので、遠方からの問い合
 
わせが多いです。
 
 
改めて、色々と揶揄されながらも続けて
 
きたリスニング療法に関する私の努力が
 
報われた気持ちになりました。
 
 
そして、「ありがとう!ノーマン・ドイ
 
ジ博士!」という気分になりました。
 
 
これからも「聴覚から脳への伝達能力を
 
高めてストレスを解放する」LiFTプログ
 
ラムと他のストレス解放メソッドとのよ
 
り良い組み合わせ方
を研究していきたい
 
と思います。
 
 
脳の変化と回復にはストレス解放も大き
 
な力を発揮するはずですから。
 
 
この本の中にも、「ゆっくりとした身体
 
の動きは気づきのカギに、気づきは学習
 
のカギになる」という一文がありました。
 
これはまさに私が行っているストレス解
 
放メソッドに通じるものです。
 
 
他にも、脳の可塑性について興味深いこ
 
とが沢山書いてあるので、今読み込んで
 
いる途中です。
 
読み終わったら、また書くネタが増えるかな。
 
 
(9月26日のメルマガ【ストレス解放講座】より)
 
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