年を重ねる


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★ 年を重ねる

(【♪スマイル通信(^v^)♪】2011年1月10日号より抜粋)


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皆さんはどんな年末と年始をお迎えになりましたか?

私は、昨年師走の27日から新年6日まで、実家のある鹿児島で過
ごしました。

実家の母と久し振りの年越しをして、12月31日に誕生日パーティー
をする為に帰鹿したのです。

母は一昨年の大晦日に米寿を迎え、昨年の大晦日には89歳になりま
した。

大晦日の夜遅くに生まれたそうで、普通なら元旦となる処を母の父
親が頑固者だった為「正直に」の12月31日の出生としたそうです。

お陰で若い頃は誕生日のお祝いをして貰った事が無かったとか。
何しろ一年の内一番忙しい日が誕生日なのですから(^o^;)

でも、私の父が亡くなってからは末の妹の近くに住んでいて、彼女
とその家族が毎年誕生日のお祝いをしてくれています。

私とウィーンの妹は、遠方に住んでいるのでお祝いの電話をしてき
ました。

ただ今回は、夫を亡くしたウィーンの次妹を元気づける為に、私と
と共に次妹を訪ねた末妹が、私と姪の帰国後も其の侭ウィーンに残
って長年の夫の介護で溜まった次妹の家の整理を手伝っています。

そこで、替わりに私と私の家族が母の誕生日を祝う為に帰鹿したの
でした。

こう書くと、私の実家はとても仲の良い家族に聞こえますね。

今はその通りです。でも、こうなる迄には色々とありました。

特に母は叱咤激励型の教育ママで、良かれと思っての事だとは思い
ますが、私達にとっては理不尽に思える比較の仕方や叱り方もして
、娘達も激しく反抗したものでした。

そして、母は滅多に子供達を誉めない人でした。
誉めると(特に人前で)子供は増長すると思っていた様です。

ただ、私が結婚する前日だけは「あなたはみんなに愛されていまし
たね。」と誉める言葉を連ねた手紙をくれました。

普段誉めない人から誉められるって本当に嬉しいものですね。

でも、普段子供を余り誉めてはいけない、という考えは私にも通じ
ていて、私も自分の子供を余り誉めない様にしていました。

ところが、小柴先生にポジティブ思考と誉める教育を教えて頂いて
からは、出来るだけ誉める様にしました。

その頃中学3年生になっていた息子は、急に誉める様になった私を
いぶかって「お母さん、どうしたの?」と訊いた程です。

<どんだけ誉めてなかったんや!(笑)>

そこで私は、素直にそれまで誉めてはいけないと思っていた事を話
し、「小柴先生から誉めて良いのだと教えて貰ったから、今度から
誉める事にしたの。」と告白しました。

息子は、「ふ~ん。」と言いながらも納得した表情を見せ、その後
小柴先生との関わりもあって、どんどんプラスの方向へ変わって行
きました。

「小柴先生に出会わなかったら、私達家族はどうなっていただろう
?」と思う事が良くあります。

そしてカウンセラー・コーチとして働く今、誉めることの意味を益
々強く感じています。

そして母もまた、今はすっかり丸くなって世話をし易いおばあちゃ
んになりました。

年を重ねることに良い面もあるものですね。

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編集後記

鹿児島の年末年始は、珍しく大雪でした。

鹿児島の歴史始まって以来の積雪だったそうです。

雪化粧の桜島もとても綺麗でした。

でも3日には晴れて、義弟が桜島のふるさと観光ホテルに連れて行
ってくれました。

龍神露天風呂からの錦江湾の夕焼がとても綺麗で神秘的でした。

娘が撮ってくれた写真をアップしようと思いましたが
アップロードがうまくいきません。。

また後日アップします。
?

♪リッスン+(プラス)♪ 井上 慧子 

Copyright ♪リッスン+♪  Keiko Inoue

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